タイピング速度を確実に上げるコツを伝授!具体的な上達ロードマップも紹介
こんにちは、たくです。
皆さんは、パソコンの文字入力速度はどうでしょうか?「なかなか文字入力が早くならない!」と悩んでいる方もきっと多いのではないでしょうか? 今回は、パソコンの文字入力速度を上げるコツを詳しく紹介していきます。
また、後半では、おすすめのサイトの紹介と合わせて、実際にタイピング速度を上達させるためのロードマップも作成しました。ぜひロードマップに挑戦し、タイピング速度の向上に励んでいきましょう!
タイピング速度を上げるコツ
タイピング速度を上げるコツはいくつかありますが、ここでは大きく4つの項目に分けて紹介していきます。
ホームポジションを意識する
ホームポジションは、タイピングを上達させる上で、一番大事になってくる部分です。
ホームポジションをしっかり守ってタイピングしないと、今時分の指がどのキーにあるのかわからなくなり、毎回手元を見てしまう羽目になりかねません。
毎回手元を見ながらタイピングするというのは、視線が画面と手元を行ったり来たりしているわけですので、とんでもない時間のロスにつながります。そのため、ホームポジションだけは何が何でも覚え、常に守るように意識していきましょう。
ただ、いきなりホームポジションで安定して打つことは困難であるため、まずは小指、次は薬指……といった感じで、少しずつ練習していくことが上達への近道となります。
基本的なホームポジションの配置は、以下の図を参考にしてください
引用:引用:ちびムズドリル「【パソコンのタッチタイピング】 ホームポジションの指の位置(図解) 無料ダウンロード・印刷」
これも必須項目です。タイピングを行う際は、手元を見ないように意識して行いましょう。
どうしても慣れないうちは手元に視線が言ってしまいがちですが、ゆっくりでも手元を見ずにタイピングをする習慣をつけたほうが、結果的に速度の向上に繋がりますので、可能な限り手元を見ないように意識しましょう。
正しい姿勢を意識して練習する
正しい姿勢を意識してタイピングの練習をするのも、タイピング速度を上げることに繋がります。
細かい部分は個人差があると思いますが、タイピング速度を向上させやすい姿勢として共通しているのは、以下のとおりです
肘は90度に曲げる 肘の高さは机と平行にする 背筋を伸ばす ディスプレイと視線の距離は大体40cm前後にする ディスプレイの位置は視線の高さより低くする 指は軽く曲げる
以上のような姿勢が、基本的にはタイピングがしやすい姿勢と言われているものですので、最初のうちはなるべく守るように心がけましょう。
とは言うものの、指の長さや腕の長さ等によって、タイピングしやすい姿勢は若干変わってくることもありますので、上記の姿勢でやりづらさを感じたら、少し姿勢を変えて見るのもありかもしれませんね。
毎日継続して練習することが上達への最短ルート
ここでは、実際にタイピングを練習していく上で、どの速度を目標にしたらいいのかわからない方のために、参考資料としてワープロ検定とタイピング技能検定を例にとって紹介いたします。
目安のタイピング速度
ワープロ検定の場合
級 | 文字数 (10分間あたりの文字数) |
---|---|
4級 | 200 |
3級 | 300 |
準2級 | 400 |
2級 | 500 |
準1級 | 600 |
1級 | 700 |
タイピング技能検定の場合(数字はイータイピングマスター公式のスコア計算によるもの)
科目/級 | 8級 | 7級 | 6級 | 5級 | 4級 | 3級 | 2級 | 1級 | 特級 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
単キー | 10 | 15 | 35 | ||||||
カナ | 15 | 20 | 40 | 60 | 80 | ||||
単語 | 30 | 40 | 80 | 120 | 160 | 200 | 250 | 300 | 360 |
短文 | 120 | 160 | 200 | 270 | 340 | 420 | |||
長文 | 200 | 280 | 360 | 450 |
ポイント=(入力文字数-間違い文字数)*60/入力時間*正確率の2乗 ※正確率=(入力文字数-間違い文字数)/入力文字数
更に速度を上げるために
ある程度タイピングが出来るようになってくると、毎日練習しても速度の上がり方が緩やかになってくることがあります。 そこで、どのような練習を積み重ねたら総合的なタイピング速度をより底上げできるかをここでは開設していきます。
苦手なキーを集中的に練習してみよう
タッチタイピングが出来るようになってくると、ある程度自分の苦手なキーがどの辺りにあるのか直感的に分かるようになってくると思います。 自分の苦手なキーを把握していたら、この後紹介するタイピング練習サイトで、苦手キーを集中的に練習できるプログラムを中心に取り組んでみると良いでしょう。
とにかく毎日練習練習練習!!!
タイピングにある程度慣れてからでも、やはり毎日練習することが一番上達への最短ルートであることには変わりまりません。 タイピング速度を向上させるためにも、とにかく毎日練習するようにしましょう。
最近では、様々なタイピングサイトがありますので、自分の遊びたいタイピングサイトで毎日遊ぶのもいいと思います。 気分によって遊ぶサイトを変えてみたり、毎朝このサイトで一回は練習する。という目標を決めてみてもいいかもしれませんね。
オススメのタイピング練習サイト紹介
ここでは、タイピング速度を上達させる上でオススメのサイトを5つに厳選して紹介していきます。
マイタイピング
マイタイピングは、誰もが自由にお題を作って投稿し、それらをプレイできる日本最大級のタイピング練習サイトです。 数多くのお題があり、コアなファンが反応するようなお題も紛れてたりするので、自分の気分に合わせて、タイピング練習を楽しく続けやすいサイトとなっています。
また、タイピング診断では、苦手キーを判断してくれるので、自分の苦手キーがわからない方にもおすすめです。
「一例の画像を載せる」
その他にも、マイタイピング公式でホームポジションの練習講座も設置してあります。ホームポジションをまだ覚えていない方は積極的に活用していきましょう。
e-typing
イータイピングは、腕試しを始め、タイピングバラエティから様々なタイピング練習をすることができます また、腕試しチェックで毎日記録を付けることで、自分の成長度合いを簡単に確認できるカルテ機能もありますので、積極的に活用していきましょう。
「例の画像を載せる」
寿司打
寿司打は、決められた時間でひたすら打つことで、どれぐらい打てたのかを簡単に確認することができます。
お題を選択することはできないのですが、値段を決めてすぐスタートすることができ、幅広い文を打つことが出来るので、とりあえず毎日タイピングの練習をすることを習慣化したい方にもおすすめです。
p検 - 無料タイピング練習
P検は、無料でタイピング練習をすることが出来るサイトの一つです。 ホームポジションの練習や、日本語入力(短文)を行うことができます。また、日本語入力に関しては、ビジネスでよく使われるような馴染みのある文が主体となっているため、社会人の方には練習しやすいタイピングゲームとなっています。
このタイピングサイトは学校でも導入されていることがありますので、学校の情報授業でもしかしたらやったことあるかもしれませんね。
(上級者向け)Typing Tube
Typing Tubeは、曲に合わせてタイピングの練習ができるサイトです。 声で歌を歌う代わりに、タイピングをしていくわけですので、平均的に難易度は高めですので、上級者向けの練習サイトと言えるでしょう。
ちなみに、著者は「夜にかける」に挑戦してみましたが、全部打つことができませんでした。普通のサビの部分ですらすごく難しいです。
myTypingを使った上達方法のロードマップ紹介
ここでは、ホームポジションを習得し、タッチタイピングが出来るようになることを目標に、個人的に「これいいかな?」と思った試練を設定してみました。
タイピング上達したい方は、是非取り組んでみてください
〜〜〜まずは小指と薬指から〜〜〜
まずは、小指から順番に取り組んでいきましょう。早く出来るようになりたいからと言って焦ってはいけません。一つの指ずつ、確実に配置を覚えていくことが重要ですので、毎日まとまった時間を取って挑戦してみてください
なお、ここで提示している目安の数値は、実際に初心者の頃の速度で打っていて、ブラインドタッチに必要な速度を個人的に割り出したものです。そのため、あくまでも目安になりますが、可能であればこの数値を超えてから次のステップに進むようにしてください。
1.左手小指 https://typing.twi1.me/game/104483 スコアの目安は800
2.右手小指 https://typing.twi1.me/game/104500 スコアの目安は800
3.左手薬指 https://typing.twi1.me/game/104488 スコアの目安は800
4.右手薬指 https://typing.twi1.me/game/104499 スコアの目安は800
5.小指と薬指総合 https://typing.twi1.me/list/?keyword=%E5%B7%A6%E6%89%8B%E5%B0%8F%E6%8C%87 スコアの目安は2000(できたら2500)
〜〜〜中指〜〜〜
小指と薬指が出来るようになったら次は中指です。中指はアルファベットだけだと合計6つですので、体で覚えるまでそこまで時間はかからないでしょう。
6.中指(ローマ字のみ) https://typing.twi1.me/game/58640 スコアの目安は800
〜〜〜単キーの関門ひとさし指〜〜
中指まで出来るようになったら次は人差し指です。 人差し指は左右でアルファベットだけでも6つずつある上、縦2列分ずつ覚えなければならないので非常に難しいところです。私はここの配置を覚えるのにかなり時間を掛けた記憶があります。
とても難しいですが、しっかり練習すればかならず出来るようになりますので、焦らずにじっくり時間を欠けて取り組んでください。
7.左手人差し指 https://typing.twi1.me/game/104491 目安は700(山場1)
8.右手人差し指 https://typing.twi1.me/game/104483 目安は700
〜〜〜タッチタイピングへの登竜門、単キー卒用試験〜〜〜
さて、人差し指まで一通り練習したら、いよいよ卒業試験です。この試験では、一回に多くのアルファベットが表示されるため、合格ラインを若干高めに設定しましたが、冷静にタッチタイピングで打てるようになれば問題なく突破できる数字になっています。合格を目指して頑張ってみてください。
9.単キーローマ字卒業試験 https://typing.twi1.me/game/92494 合格ライン:1500
〜〜〜ローマ字の基本を覚えよう〜〜〜
単キーローマジ卒業試験を合格したら、いよいよローマジを覚える段階に入ります。ここからは複数のキーを組み合わせ、単語や文を作っていきますので、単キーの配置が曖昧な方は、体で完全に覚えるまで毎日単キーの総合練習も同時に行うようにしましょう。
10.あかさたな https://typing.twi1.me/game/104483 合格ライン:2500 ※途中で出てくる英語の羅列は(あかさたなはまやらわ)のアルファベット1文字目を撮って(AKSTNHMYRW)となっています。この部分を打っているときも、あかさたなの配置をしっかりと意識しながら打っておくと体により早く染み込むと思います。
〜〜〜少しずつ打てる量を増やそう〜〜〜
アルファベットがある程度打てるようになってきたら、次は単語や文に挑戦していきます。 文がタッチタイピングで打てるようになると、一気にタイピング速度が上がってきますので、ここをしっかりと超えられるように頑張ってみてください。
11.単語 https://typing.twi1.me/game/109145 合格ライン:3000
12.ビジネスメールタイピング練習 https://typing.twi1.me/game/82488 合格ライン:3500
〜〜〜最後の難関・脱初心者試験〜〜〜
さて、ラスボスとして実際にワープロ検定で過去に使われていた文章を打ってみましょう。変換はないので、実際の試験は幾分かは難易度上がりますが、ここを超えるともう中級者の仲間入りになりますので、頑張って超えられるようにしましょう。
13.脱初心者試験(ワープロ検定初段レベル) https://typing.twi1.me/game/131599 合格ライン:4500
おまけ:ロードマップの元となった「ポケモンタイピング」の紹介
引用:ポケモンタイピングDS公式サイト このタイピングロードマップを作成するにあたって、実は参考にしたタイピングゲームがあります。それは「ポケモンタイピングDS」です。 「オルト山脈」をはじめ、「ゾロア諸島」、「アチャモ草原」と続いていくのですが、左手の小指から始まり、次に右の小指も入って……といった構成でホームポジションの習得ができるようなステージ構成になっています。
また、ある程度ステージを進めると開放される「シフトトレーニング」では、各指の練習ができるようになっています。それぞれ金メダルをとっておくと、ストーリーの中盤で登場する「スペースハイキング」の攻略が楽になります。
スペースハイキングを超えると、いよいよポケモンの名前をフルで打つ方向に進んでいくのですが(最初はカタカナ1文字、次のステージでは2文字とかだった記憶はあります)その途中で中ボスもいくつか登場しますが、これもまた面白いんですよね……記号の練習もできますので、ストーリークリアする頃には一通り記号も打てるようになります。
このポケモンタイピングの紹介は、また別の記事で詳細に書けたら書こうかなと思っていますが、ネタバレも含める予定です。
すごい今更感ありますが、興味のある方は是非ポケモンタイピングDSを試してほしいと思います。
まとめ
いかがでしたか? 今回は、タイピング速度を向上するためのコツと、具体的な練習方法の紹介。更にはオススメのタイピングサイトの紹介をしていきました。 また、自分の体験に基づき、具体的な練習ステップの紹介もしてきました。
先程も言いましたが、タイピング速度を上げるためには、ホームポジションを守ることと、手元を見ずに画面だけを見てタイピングできるようにすることは必須です。
例外として、イータイピングマスターで特級に合格したけれども、「もっと速度を上げたい!!!」という方で、同じ指を連続して使わない型を崩したタイピング方法をする方もいます。
ですが、ワープロ検定で一級合格するためにはホームポジションを守るだけでも十分突破することが可能です。 基本を守り、様々なタイピング練習サイトで楽しく練習しながら、タイピング速度を向上を目指していきましょう。